家庭用の普通のフライパンは、厚さ1.5mmほど。「296二クロク」フライパンはなんとその4倍、厚さ6mmです。この厚さがお肉も野菜も、なんでも美味しく焼ける理由です。鉄は厚ければ厚いほど冷めにくく、蓄熱量が多くなり、熱伝導も均一になります。
焼きもの料理で材料がくっついてしまったり、美味しく焼けないのは、フライパン等を加熱して材料を乗せた瞬間、材料がフライパンの熱を奪って温度を下げてしまうことが原因ですが、6mm鉄板の「296二クロク」フライパンは高温を保ったまま。野菜を焼いても、野菜から出た水分が一瞬で蒸発し、すばやく野菜の中まで火を通します。鉄板に水が溜まらないので、野菜の表面は食べるまでシャキッとしたまま。また、厚い鉄板は、熱源の熱をダイレクトに伝えることなく、ほぼ均一に食材に伝え、鉄板に蓄えた安定した熱を伝え続けることができます。だから長時間加熱しても真っ黒に焦げることなく、分厚い食材やすぐに焦げてしまうような食材でもおいしく焼くことができるのです。
鉄は「焼きを入れる」ことで強い「鋼」になります。鉄が強い鋼になる理由は、炭素という「変化の素」が鉄原子の中に潜んでいるからです。わずかに含まれる0.2wt%程度の炭素が、塑性加工(圧延)によって、鉄をさらに強くします。そして、使って行くうちに熱が加わり、鉄は一層強くて強靭になっていきます。また、フッ素加工のフライパンのようにコーティングへの傷を心配する必要もありません。使えるヘラなどに制限がないので、ストレスなく、使い込めるフライパンです。
ふた(別売り)を使えば「296二クロク」フライパンはオーブンとしての効果も発揮できます。厚みのある鉄板は、中の温度を一定に保ちます。さらにふたの使用すれば高温状態と密閉状態が保たれ、水分を入れなくても食材の水分だけで加熱することができ、旨味が薄まることがありません。中まで加熱しながら、焼き目も付けることができるのでお料理の幅も広がります。
「296ニクロク」フライパンは、厚さが均一6mmの一枚鉄板でできています。使用しているのはSS400という、鉄(Fe)にわずかな炭素(C)を含んだ低炭素鋼です。その他の不純物はほとんど含まれていない上に、圧延加工していますので、鋳造偏析(チュウゾウヘンセキ)がありません。鋳造偏析とは、鋳造の過程で、合金中の成分が不均質になることです。鋳物とちがい、圧延品の一枚鉄板からできた「296ニクロク」フライパンは、板厚も一定で均質な鋼でできているため、熱伝導・電気伝導はより良好で均一になります。炭素濃度の高い鋳鉄(鋳物用の鋼)は、一般にヒートショックや衝撃に弱いと言われています。厚い6mm一枚鉄板が生む熱伝導率と蓄熱性、そして強靭さが、食材をおいしくし、長くお使いいただける「296二クロク」フライパンの秘密なのです。
使用材料=SS400は、鉄(Fe)にわずかな炭素(C)を含んだ低炭素鋼で、その他の不純物はほとんど含まれていない上に、圧延加工してるので、鋳造偏析(チュウゾウヘンセキ)がない。鋳造偏析とは、鋳造の過程で、合金中の成分が不均質になること。圧延品の一枚鉄板からできているため、鋳物とちがい板厚も一定で、熱の分布や、熱伝導・電気伝導を考えると、より良好な素材と言える。 わずかに含まれる0.2wt%程度の炭素が、塑性加工(圧延)によって、鉄をさらに強くする。塑性加工とは、機械的力により材料を変形させ、力を取り除いた後も材料に変形が残る性質(塑性)を利用して、材料を所定の形状、寸法の製品に成形する手段。さらに、使っていくうちに熱が加わることで炭素が拡散し、鉄は一層強くて強靭になっていく。
(参考『基礎から学ぶ構造金属材料学』)
■ 「296」フライパン最軽量!焼き料理全般の大活躍!
■ 焼き料理はもちろん、煮込み料理までおいしく料理します!持ち運び便利な取っ手つき!
■ 魚焼きグリルにも入ります!オーブン料理はもちろん、焼き料理、 煮込み料理、テーブルにそのまま出せば保温も!
ステンレス製のふたは、ぴったりと上にのせるタイプ。ふたを使えば、オーブン効果も!価格 ¥2,000(税別)
十字に組み合わせると、鍋敷きに!価格 ¥1,000(税別)
表はデニム生地、裏は滑りにくい素材でできています。価格 ¥2,000(税別)
二クロクフライパンご購入に
プラス¥3,500(税別)で
ふた/鍋敷き/鍋つかみ
3点セットがついてくる!
鉄フライパンは正しくケアすることよって一生モノになります。
はじめて使う前にすべきことやケア方法など、ご紹介します。
1.フライパンをお湯で軽く洗ったら、火にかけ、軽く空焚きし水分を蒸発させます。
2. フライパンに食用油を内側全体に塗る。(油の種類は問いません)
3. 中火で2〜3分加熱し、油を十分染み込ませる。この時、野菜くずなどを炒めるとより良く油がなじむ。
(ネギやセロリなど香味野菜を炒めると鉄の臭いを飛ばすことができます)
鉄のフライパンは中性洗剤を使うと、せっかくなじんだ油が洗い流されてしまうので、調理後はお湯を使い、タワシやナイロンブラシで洗うのことをおすすめします。その後は水分を拭き取り、遠火にかけてよく乾かしてから油を薄く塗って収納します。焦げ付いてしまった時は、お湯に浸しておくと取れやすくなります。
錆びてしまった場合は、タワシや歯ブラシでこすって落とし、鍋に水を入れて沸騰させます。これを2~3回繰り返し、最後に水分を飛ばして油を馴染ませておきます。錆びを防ぐためには、通気性の良い場所に保管することが大切です。長期間使用しない場合は、乾いた状態の鍋を新聞紙で包み、湿気のない場所に保管します。
高級なお肉はもちろん、安いお肉も二クロクで焼くと、鉄板焼き効果で驚きの美味しさに!
フタを使えばオーブン効果で、ふわふわの美味しいパンも焼けちゃいます!
火の入り方にムラがないからニクロクならお好み焼きもお店の味に!外はカリっと中はふんわり!
使えば使うほど強靭になる二クロク。タフなフライパンはアウトドアでも大活躍です。